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インタビュー

東証一部上場企業の法務部に就職(29歳 男性)

More-Selectionsのキャリアカウンセリングを経て、東証一部上場企業の法務部へ就職されたA様に、インタビューをさせていただきました。

インタビュアー:吉田(株式会社More-Selections専務取締役)

吉田
お久しぶりです。
Aさんには当社より、様々な特色のある企業様を紹介させていただきました。
応募する歳の企業研究はどのようにしていましたか?

Aさん
応募する企業のホームページ等から、会社の規模、サービス内容、財務状況などを確認しました。
会社規模については、自分の働くかもしれない組織のイメージを持つために調べていました。
応募段階においては、あまり絞ることはしないで、できるだけ多くの企業に応募することを心がけていました。

吉田
応募段階で絞りすぎないということですね。
次に就職活動をしていて心境の変化などありましたか?

Aさん
就職活動の初期は、司法試験以外の新しいものにチャレンジしたいという気持ちや、どこでもいいから就職したいという気持ちが強かったです。
ですから、法務以外の求人にも応募していました。
ただ、面接を受けているうちに法務以外の職種は、しっくりと来ない感じがしてきて、後半は法務職の求人のみに応募していました。

吉田
就職活動を通して自分の選択肢を決断されたわけですね。
それでは、就職活動で心がけたことはありますか?

Aさん
企業に対する理解が深い方が面接で印象が良いので、必ず面接を受ける企業については徹底的に調べてから望みました。
企業のサービスの内容や理念をしっかりと理解していると面接もスムーズに行くことが多かったです。

吉田
面接対策はどのようにしていたのですか?

Aさん
面接はもともと苦手でしたが、本番の面接を数回重ねるうちに、だんだんと慣れてきて自分の言葉で話せるようになりました。
あと、More-Selectionsさんで実施していただいた模擬面接を受けて、明らかになった課題も常に意識を持ちながら面接に臨んでいました。

吉田
模擬面接を多くの方に好評をいただいております。
次にMore-Selectionsを使ってよかったことはありますか?

Aさん
面接対策や就職相談など細かいケアをしていただいたことは感謝しております。
また、司法試験受験生の就職データを数多く持たれており、キャリアプランの作成や就職活動の方法など有益な情報をいただくことができました。

吉田
そして、現在の企業様に入社されたわけですが、会社に入る前と入った後で変わったことはありますか?

Aさん
就職すると大部分の時間を仕事に拘束されます。
仕事が深夜近くなると、次の日の朝はやはり辛いですね。
生活のリズムは自然と出来てきました。

吉田
仕事をするなかで、司法試験科目以外で勉強された法律はありますか?

Aさん
民事再生法、労働基準法、派遣法、景品表示法、金融商品取引法などです。
案件が来てから、専門書を読んでコツコツと勉強をしてきました。
やはり現場では法律がどのように使われるのかがわかるので、頭にスッと入ってきます。

吉田
最後に就職しようか悩んでいる人に対して一言いただけますか?

Aさん
実務をしっかり経験してから、司法試験を受けるのも選択肢の一つだと思います。
ただ、試験に未練がある方は試験を継続した方がいいと思います。
既卒生の就職活動は厳しいものがありますから、就職に対する強い想いが必要だからです。

吉田
会社実務を経験している弁護士は少ないので、実務経験のある弁護士は、貴重な存在となると思います。
ぜひ、その想いを実現してください。
本日はお忙しいなか、ご協力いただきありがとうございました。

Aさん
こちらこそ、ありがとうございました。

インタビューを終えて

当社のセミナーに参加していただいたAさんは、しっかりと相手の意見を聞くことできる優秀な方でした。
現在の企業にて弁護士との折衝や買収先の企業のデューデリジェンスなど経験され、さらなる知識、経験を付けたいと考えておられます。
これからの活躍が期待される方です。

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