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インタビュー

IT企業法務部に内定(20代 男性)

本日は、司法試験受験期間を経て(ロースクール卒業)、法務職に内定されたAさんにインタビューをさせていただきました。

MS記者
Aさん、この度はご内定おめでとうございます。

Aさん
ありがとうございます。

MS記者
まず、就職活動の期間と応募数を教えていただけますか

Aさん
期間は3か月程度、応募数は10社ほどでした。書類通過が4社、内定が3社です。

MS記者
就職活動をしているときに一番苦労したことは何ですか。また、それをどのように突破しましたか。

Aさん
どのように就職活動を進めていけばよいか、という点がわからず当初は苦労しました。More-Selectionsに出会わなければ応募先の企業の選定もままならなかったと思います。

MS記者
特にAさんは、お住まいが九州だったので、当社とのやり取りも苦労されたと思います。電話やメール、時には東京まで来ていただいて面談等を実施させていただきましたね。法務部員として働き始めた実感として、「採用されるロースクール生」とはどんな人物像だと思いますか。

Aさん
素直に教えられた物事を吸収していくことができる、と面接官に思ってもらえるような人物かと思います。このことは法務であろうと他部署であろうとかわらないのではと考えています。

MS記者
「柔軟性」というのは採用時におけるキーワードですね。次の質問ですが、面接時に特に意識をして臨んでいたことはありますか。

Aさん
志望動機等を自分の言葉で話すことに加え、質問に素直に答えること、は意識をしていました。また、その会社の事業であったり、その他わからないことがあれば、「ここまではわかったがここから先がわからない」と素直に聞くようにしていました。

MS記者
なるほど、質問することで相手への興味を示すことができますので、一石二鳥ですね。応募書類(志望動機、自己PR)を書く際に特に意識をしていたことはありますか。

Aさん
りきたりですが、自分のそれまでやってきた勉強、経験を志望先の企業でどう活かしたいか、を一貫性を持って書くことを心がけていました。

MS記者
就職活動を始めた時と現在の自分を比較して、変化したことはありますか。(考え方、スキル、働くこと・将来に対する考えなど)

Aさん
一番変わったのは時間の使い方です。やるべきタスクを把握し、配分できる時間を常に考えるようになりました。また、業務に必要な知識は法律面であろうとそうでなかろうと、能動的に勉強するようになったと思います。

MS記者
タイムマネジメントは仕事をするにあたり、とても重要ですね。Aさんが面接官だったら、ロースクール生にどのような質問をして、何を確かめますか。

Aさん
「素直に物事を吸収できる人物かどうか」を面接全体から確かめるのではないかと思います。

MS記者
他の部署からみて法務担当者の役割(ミッション)は何だと思いますか。

Aさん
法律的な観点からのビジネス支援、だと思います。その為には、事業・経営面の理解も不可欠ではないかと考えます。

MS記者
他部署の方と話すことが多い法務職は、特に事業経営面の理解は必要ですね。将来、どのような法務担当者になりたいですか。

Aさん
他部署及び会社全体の実情を理解し、的確に対応ができる法務担当になれればと思っています。

MS記者
最後に、なかなか内定を獲得できないで、悩んでいる就職活動中の方に一言いただけますか。

Aさん
就職活動を楽しむこと、を考えてみるべきではないでしょうか。正直なところ、自分の知らなかった会社の事業を調べ、そこで働いている方と会い、話をするということは緊張はしましたが楽しかった記憶の方が大きいです。面接終了後に、時間があっという間に過ぎたと思うことができれば、内定獲得は近いと思います。頑張ってください。

MS記者
ありがとうございます。是非、法務担当者として企業様に多方面で貢献できる方になってくださいね。

インタビューを終えて

Aさんは、最初にお会いした時からとても素直な方で、いつも質問が明確であったため(質問内容ではなく質問の意図)、今後の成長に期待が持てるタイプの方でした。九州から何度も東京へ就職活動に来られるなかで、就職活動のコツを掴まれたのではないかと思います。現在は、まだ研修中とのことですが、会社を全面的にひっぱっていく法務担当者になっていただきたいと思います。

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