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インタビュー

短期間で2社に内定(女性)

More-Selectionsのキャリアカウンセリングを経て、とある法人に就職されたA様に、インタビューをさせていただきました。

インタビュアー:吉田(株式会社More-Selections専務取締役)

吉田
このたびは就職活動お疲れさまでした。まだ入社前とのことですが、今回はまだ熱冷めやらぬホットな就活体験を話していただければと思います。よろしくお願いします。

Aさん
こちらこそ、よろしくお願いします。就活中の方の実際のお役に立てるよう、なるべく具体的な話をしたいと思います。

吉田
まずはAさんのプロフィールを簡単にお願いします。

Aさん
はい。まとめると、ロースクール出身、三振、既婚の女性です。本当に簡単ですいません(笑

吉田
いえいえ、十分です。
次に、今回の就職活動の概要を教えていただけますか。そこから適宜質問していきたいと思います。

Aさん
職探しをはじめてから内定まで、約1ヵ月半でした。3社に書類を提出し、3社とも面接に呼ばれて、うち2社から内定をいただきました。諸事情によりその3社しか応募しなかったのですが、その分、一つ一つのプロセスを丁寧に行いました。

吉田
なかなか立派な数字だと思います。では、その1ヵ月半の就活期間をもう少し詳しく、時系列に沿ってお話し下さい。

Aさん
就活の経過は、今思うと、ざっくり3分割できると思います。少し長くなりますが、できるだけ整理してお話します。

◆最初の2週間
最初の2週間は、インターネット、ハローワーク、大学キャリアセンター(就職課)などの機関を使って、気になる企業や職種の調査をしていました。最初は、どのような就職活動ツールや働き方が存在するのか、自分は何がしたいのか、どのような働き方ができるorできないのか、を知ることが必要だと思ったからです。そこで、思いつくまま調査行動をとりました。
1年前の夏、新司法試験の試験結果待ちの間に、法律事務所への就職活動を真剣にやって、就職活動の予備知識や面接経験は一応あったので、それを企業就職向けに修正しようと考えていました。

◆次の2週間
そのような中でMore-Selectionsに出会い、次の2週間は充実したものとなりました。就職活動セミナー、キャリアカウンセリング、ぶるぺん、模擬面接の4つの企画に参加しました。
並行して、ネットの求人サイトに匿名履歴書をアップしていたところ、ある企業から応募しないかというお誘いがあったので、書類を出し、面接に呼んでいただきました。その企業は1次面接で落とされてしまいましたが、面接慣れができたという点で、応募して良かったと思います。

◆最後の2週間
最後の2週間は、他に書類を提出した2社から面接に呼ばれたので、面接対策を中心にしていました。なかでも、そのうちの1社は法務部ポジションでの募集だったので、面接に自信を持って臨めるようにMore-Selectionsの法務セミナーに参加しました。そして、最後の3日間で2社の面接が相続き、両方から内定の連絡をいただいた次第です。

吉田
最後はまさに激動の3日間でしたね。この内容の濃い就活期間の感想はいかがですか?

Aさん
実は、家庭の用事で多忙だった時期と重なっていたので疲労が溜まり、正直辛かったです。私にしては珍しく、週1回の頻度で泣きながら実家に電話していました。
でも、いいこともたくさんありました。たくさんの人に出会って、助けていただいて、いろいろ学んで知識や視野が広がったこと、その中で自分を見つめなおすことができたこと、他にもいろいろありました。

吉田
率直にお話しいただきありがとうございます。比較的短期間だったとはいえ、苦しみあり、成長ありで、単純な道のりではなかったということですね。
少し話を変えましょう。Aさんには当社の就職支援サービスについてもフルコースに近い形で、いろいろご参加いただきました。この点はいかがでしたか?

Aさん
More-Selectionsの就職支援サービスを使って本当によかったと思います。参加したいろいろな企画を通じて、司法試験経験者の強み・弱みや就職した先輩の話を学んで、自分の就職活動にフィードバックできました。
模擬面接で自分の面接スキルが低いということが分かったので、吉田さんのアドバイスを実行しました。自分の年表をつくる、社会人の友達に模擬面接してもらう、社会人に会う機会を作る、お勧めの面接本を読む、などのアドバイスです。結果として、着実に面接スキルが上がったと思います。
法務セミナーで学んだ知識もそのまま、面接の会話の中で使えました。それに、そのようなセミナーに参加すること自体が、「学習意欲がある」としてプラス評価されると思います。

吉田
素晴らしいお褒めの言葉をいただき、ありがとうございます。私の方で宣伝をする必要がないほどですね(笑。
実際、Aさんはかなり効果的に当社のサービスをご活用されたと思います。
そのほかに、対策としてご自分で工夫されたり、心がけていたことのなかでこれは良かったというものはありますか?

Aさん
スーツを着て鏡の前に立って、挨拶やお辞儀をしたり、志望動機などを声に出して言ったりする練習を思いつき、面接の前に実行していました。面接では第一印象が大事なので、このように表情や声を客観的に観察して改善することで、第一印象を良くしようと思ったからです。
あとは、面接時には言葉のキャッチボールをする、一般的な面接マナーを実践する、ということを意識していました。

吉田
今回のご経験から、現在就職活動中の方に対してアドバイスをするとしたら、どのようなことを挙げられますか。

Aさん
そうですね、まず第1にアピールポイントも職歴も人脈も、なければ作る、という行動力が必要だと思います。
第2に、じっくり自己分析をして、自分の経験やスキルを評価してくれそうな企業・募集職を嗅ぎ分ける嗅覚をつけること。これで就職活動の効率が上がると思います。
第3に、経験やスキルがあるのに上手にアピールできない場合、アピール方法をキャリアカウンセラーや書籍から学ぶことが不可欠だと思います。

吉田
現在求職中の方たちにはとても参考になる、実践的なアドバイスだと思います。
それでは最後に、メンタル面も含めて、就職活動中の方たちに一言あればお願いします。

Aさん
はい。就職活動で疲れや辛さを感じるのは自然なことなので、息抜きは本当に大切だと思います。お互い頑張りましょう。

吉田
たしかにそうですね。キャリアカウンセリングではどうしても元受験生の「甘え」や「弱さ」を指摘することが多いのですが、やはり疲れた時にはメンタル面のリフレッシュも大切です。
本日はまことにありがとうございました。

インタビューを終えて

Aさんは自分を冷静に見ることができる、大変理知的な方です。今回のインタビューを通じて改めてそれを実感すると同時に、この資質を活かして新しい職場でもご活躍されることを確信しました。

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