地方公務員に内定(20代 男性)
More-Selectionsのキャリアカウンセリングを経て、地方公務員に内定されたA様に、インタビューをさせていただきました。
インタビュアー:吉田(株式会社More-Selections専務取締役)
吉田
本日はよろしくお願いします。
Aさん
よろしくお願いします。
吉田
就職活動を振り返って、感想をおしえてください。
Aさん
就職活動中は長いと感じることもありましたが、振り返ると、あっという間でした。その中で、MSでインターンをさせていただきその前向きな姿勢で内定を勝ち取っていくインターン生の方から多くの刺激をもらいました。 就職活動は終わりましたが、これからも日々、自分が成長していけるように努力したいという意識を強く持っています。
吉田
公務員を希望されていたのに、なぜ民間の当社でのインターンをされようと思ったのですか?
Aさん
私は、6月に受験した公務員試験の面接で「20代後半というご年齢ですが、アルバイトとは別に何か実務経験のようなものはありませんか?」という質問をうけ、正直、うまく答えることができませんでした。 それが、きっかけで、少しでもその穴を埋めたいと思い、MSでインターンさせていただくことにしました。
吉田
公務員と民間の就職活動の違いはありますか
Aさん
大きな違いは、やはり公務員試験の場合は、筆記試験さえ通れば、面接に進むことができるということですが、最終的には、大きな違いはないような気がします。 私は、内定をいただいた所の面接の中でインターンの話になりました。ただ、その際、インターンをしようと思った理由やインターンをする中で考えた事を聞かれました。思い返してみると、インターンで経験した事自体よりもその姿勢などを評価してもらったのだと思います。 そのことからすると、司法試験受験生が、内定を獲得するためには、公務員であっても民間であってもやはり自分のスキル面よりも人物面を評価してもらう事が重要なのかなと思います。
吉田
就職活動前半と後半で何か意識的に変わったことがありますか?
Aさん
始めた当初は、自分に足りないものをなんとか補いたい、という気持ちが大きかったと思います。それが、焦りにつながり不安ばかりが先行していました。 それが、途中からは、とりあえず、色々とやってみようという意識に変わり、それがきっかけで、インターンの中で向上心や責任感が生まれより充実した生活を送れたと思います。 就職活動中は、どうしても停滞ムードになってしまうと思いますが、いかに前向きに物事に取り組めるかが重要だと思います。
吉田
応募書類や面接で工夫されたことはありますか?
Aさん
人物面で評価してもらおうという意識で、書類を作成していたので、書類では、それほど大した事がないような事でも自分の性格が表れているようなエピソードは、どんどん書くようにしていました。それと、わかりやすい短いフレーズをいくつか考えて、エピソードの数を増やすようにしました。そうすると、「これってどういうことなの?」という話になって、質問の予測もつきやすいし、より多くの情報を相手に伝えることができると思います。 公務員か民間かで悩んできる人に何かアドバイスをしてください。
吉田
公務員か民間かで悩んできる人に何かアドバイスをしてください。
Aさん
私は、司法試験受験生が内定を獲得できたとすれば、それはその人自身を評価してもらった結果だと思うので、それが仮に公務員であっても民間企業であっても十分に活躍できると思います。 なので、最終的には、どちらで活躍したいと思うかで、その進路を決めていただければと思います。
インタビューを終えて
Aさんには、インターン開始時に「相手を思いやることがビジネスだ」という点を強調して、お話をさせていただきました。Aさんはそれを実践され、営業電話ではクライアントを、レポート業務では読み手を思いやりながら、作業をされることで格段に質が良くなりました。是非、当社でのインターン経験を生かして、相手を思いやる公務員になっていただきたと思います。